勉強ができる子は親に遊び・好きなことを無理に制限されていない

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勉強ができる子は、好きなことを我慢していたり、遊ぶのを控えて勉強しているから…と思われがちですが、厳密に言うと違います。

勉強ができる子ほど、案外と自由な環境にいます。

子どもが熱中することは勉強にも結びつく

遊んでばかりだと勉強はできない子になるのは確かです。

しかし、部活や遊びに熱中していた子ほど、いざ受験勉強となると案外やれる子がいますよね。ここにヒントがあります。

子どもが勉強をやる気になるかどうかは、勉強以外のことでやる気をそがれるかどうか?がかなり重要なのです。

例えば、「お母さん!ダンゴムシ100匹も捕まえた!」と子どもがそりゃもう嬉しそうに親に報告したとします。

ここで親が、「そんなの気持ち悪い!早く捨ててきなさい!」と言うのと、「100匹!?そりゃまた集めたねえ。大変だったんじゃない?」と言うのとでは子どもの顔色が違うのが想像できますよね?

確かにダンゴムシを100匹集めてどうするんだ?というのは確かです。しかし、勉強ができる子というのは案外こういう子なんです。良いと思ってやったことで、他人に迷惑をかけていない、ダメなことじゃないのなら、親がとりあえず結果だけでも認めてあげるべきなんです。

この経験が、自然にやっていいこととダメなことの分別をも身に着けさせます。また、親は見てくれているという安心感もいだきます。

ぞの気持ちと安心感は、勉強していい成績を取った場合の親の反応も自然に想像させます。

しかし、親が気に入ることしかいい反応をしてくれないとなると、興味を持ったことにも打ち込めなくなります。子どものときに興味を持っているのに打ち込めないというのは、他の必要なことにも関心が薄れてしまい疎かになります。

子どもの勉強のやる気をなくすダメな親の反応

とりあえず結果を認めてあげましょう。くだらないと思うのが当然なことでも。あなたはもう大人。子どもの興味関心力は失っているのですから。

勉強に直接関することでも親がやりがちなタブーがあります。

子どもなりに頑張ったテストの点数。子どもは前回よりちょっと点数が上がったからと親に報告。

ところが、「まあまあじゃない?」といった釣れない返事をする親がいますね。これはアウトです。

子どもは点数が上がった事実を見て欲しいのではなく、頑張ったんだよ、というのを親に認めてもらいたいのです。それに点数なんて将来にそのまま役に立ちません。勉強を通しt、「自分で問題点を認識し、自ら考えられるかどうか」という自主性がいかに身につくかが重要なのです。「まあまあじゃない?」など点数にしか着目していない反応は最悪です。子どもが勉強する気をなくすだけでなく、将来全てに影響します。

似た話では、親が自分の子供の頃を比較対象として話すことがありますね。

「私が子どもの頃は勉強したくてもできなかった」「これくらいの問題ならあなたの年齢の頃にはかなり解けていた」などなど。

このあとに、「私の子なんだからできるわよ」と言ったところで、子どもの心は既に嫌な気持ちでいっぱいになっています。親に自分の頑張りや、やってきた過程を見てほしいだけなのに、まさしくその親の過去と比較されてダメ出しされる。これ以上最悪の答えはないのです。

熱中は小中学生の特権。それ以降はリスクを伴う

子どもに好きなことをさせるというのは、親としては見守る努力が必要になります。どうしてもこのままでいいのか?と不安になるからです。

しかし、好きなことをすることで、「自分で問題点を認識し、自ら考えられるかどうか」という能力が身につきます。

これは勉強だけやっていても身につきません。だから詰め込み学習の子は将来的に頭打ちになるのです。また社会に出てから使えないと言われます。

この好きなことにだけ集中できる時間というのは、本当に小中学生時代がピークです。高校生になると自我も育ちますし、自分でこのままでいいのかと考え出します。いろいろ忙しくなり、100%好きなことに打ち込めなくなります。

また、大人に近づくことで、「好きなこと=純粋なこと」ではなくなってきます。

高校生以降になって熱中したことは、人によって後悔になることもあります。あのときもっと勉強しておけば…と後悔するのは、小中学生のときにハマっていたことではないですよね。

だからこそ、小中学生というのはそのときだけのゴールデンタイム。「自分で問題点を認識し、自ら考えられるかどうか」を身に付けることもできるし、親が間違った対応をしなければ親の愛情も存分に受けることができ、人間性も豊かになります。

大人がアホらしいと思うことにハマるのが小さな子供です。大人の視点だと何もそこから得られないと映るでしょう。しかし、子どもの中ではとてつもなく大きな成長過程の一つなんです。

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