勉強しない子どもに効くのは適度な距離感とチヤホヤ感

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

勉強しない子どもの原因はいろいろですが、解決するために必要なのは間違いなく親です。

でも勉強しなさいは意味がありません。完全に逆効果。それはここで繰り返し書いていますよね。

子どもが勉強をするかしないかは、「親が自分のことを見てくれている。気にかけていてくれる」という実感の他にありません。

親が子どもの横にベッタリとつく勉強スタイルは良くない

子どもというのは、やはり親からの愛情を求める時代です。その愛情というのは、何も可愛がる、愛でるという意味だけでなく、見守るというのも含まれます。

特に勉強を自主的にさせるには、この親の見守りが重要になります。

例えば、子どもが宿題をやるときにずっと横についている親がいます。実はこれ、あまり良くありません。子どもにとっては過剰なんです。

一番ベストなのは、宿題なら終わったあとに答え合わせや丸つけなどのチェック作業だけ。このときだけ子どもの横につきやってあげます。これがちょうどいい見守り感です。

子どもは親に自分の成長を見せたいわけですから、その成長を見せられる大舞台が何かしらの結果なんですね。宿題が終わった、テストの点数で何点とったなど。

逆にそこに至る過程は、できれば自分ひとりで達成したいんですよ。子供心には邪魔してほしくないですし、自分ひとりでやってこそ親に見てもらって嬉しいのですから。

適切な距離感があればダメ出し指摘はすごい勉強効果を生む

過剰に褒めてチヤホヤし過ぎるのも良くありません。

アメとムチまで言いませんが、頻繁過ぎる、過剰過ぎる親の褒めは子どもに見破られます。

子どもだから単純。いっぱい褒めてあげれば伸びるというのは違います。明らかに褒めすぎというのは子どもにとって不信感になります。結果、何でも褒めておけばいいと思っていると感じてしまい、勉強を自主的にやることをやめてしまいます。何でもいいんでしょ?と。

仮に宿題やテストの結果を見て、毎回同じところで間違っているとしましょう。叱るとやる気をなくしそうだから、とスルーすると全く勉強効果が出ません。

どれだけ天才でも失敗がないと上に行けません。子どもはときに困難から逃げて楽な方を選ぼうとします。それを修正して、失敗に向き合わせて、反省し失敗を繰り返させないためにどうすればいいのか?という自主性を身につけさせないといけません。

これは親や教師にしかできないことです。子どもに気づかせてあげるのです。

横にベッタリと付いて勉強を見ている親の場合は、確かにこの指摘が子どもにとって鬱陶してくてやる気をなくす原因となります。

しかし、宿題の丸つけなど最後にだけ横につくスタイルなら、子どもは次に同じ問題が出たときに今度は間違えないぞという意欲がわきます。自分一人で解いてダメだったため、なんか悔しいんですよね。

でもずっと親が側にいると、ずっと見られていたからできなかったんだとか、何か人のせいにして逃げたくなります。

子どもの自尊心というのは案外と大きく、何でも一人でできるよ!というのを親に見てもらいたいんです。その一人で解いてダメだったことを親に指摘されると、確かに嬉しくはないものの、次はやってやるという気持ちになります。

逆に全くの放任主義で、子どものことに関心があまりない場合は、何気ない注意の一つだけで子どもが盛大に反発します。

親としての見守り具合、チヤホヤ具合が適切なら、子どもに失敗点を刺激しても何の問題もありません。むしろ子どものやる気に繋がり、子ども自身の自主性を育てることができるんですよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。