子どもの将来は文系?理系に進ませたい親の役割

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、AI(人工知能)によりなくなる仕事が話題となっています。

最近だとソフトバンクのペッパーというロボットが受付の仕事をしていますよね。まだ完璧じゃないですが、その内相当なレベルになるのは確実です。

基本的に文系の仕事が多く駆逐されるとの予想です。人工知能が考えるだけで済むため、人の手じゃないと…という要素が乏しいからです。

そのため、子どもには文系ではなく理系に進ませたいと考える親がいます。

しかし、理系に関心がない子供をどうやって理系に傾かせるのか?なかなか難しい一面があります。

理系に進んでも理系の仕事に就けるわけじゃない

当たり前の話ですが、理系に全く向いていない、文系タイプという子に理系を無理強いするのはダメです。

何も人工知能によって文系の活躍する場所がなくなるわけじゃありません。今までの当たり前が変化するだけです。

理系になったからといって、想像通りの仕事に就けるわけじゃありません。有名大学の理系工学部出身でも、今銀行で営業や事務をしています、という人はいくらでもいます。

また、設計や開発、研究を志望して入社したのに、配属が営業ということもザラです。

理系=理系らしい仕事に就けるわけではないことは重々親が承知しておく必要があるでしょう。

親は子どもが自分で決められるだけの環境作ろう

理系というと数学や物理などが必須となります。ただこれは、文系よりある意味センスが求められるというか、苦手とする人がかなり多い科目です。英語みたいにとりあえず暗記してお茶を濁すということができませんからね。

なので、親としてはまず、子どもが理系に向いているかどうかより、可能性が少しでもあるのか?というのを確かめるべきでしょう。

これも理系に行かせようという前提ではダメです。その子にとっての最良の選択肢を、その子自身が自分で納得して選べるように、そのための材料や環境を整えてあげる。

子どもが将来、文系か理系か?と悩んだときに、どっちも行ける可能性を作ってあげるか、それまでに子ども自身がこっちがいいと思えるように、体験できることはできるだけ親として経験させてあげる。これが親としてやるべきことでしょう。

その結果、理系なら理系で親としてもやってきたことが報われます。仮に文系になったとしても、子どもは自分で道を決められたので納得します。これを親が誘導してしまうと、自分で将来の道を決めたわけじゃなくなるので、後々親への不満や、自分で大事なことを決められないタイプになってしまうかもしれません。

理系を体験させるには多少レベルの高いことが必要

理系に興味を抱くかどうか?というより、子どもの内にいろいろな経験をさせてあげる。その中で、理系っぽいことも漏れずに経験させてあげましょうというのが正解。

では理系っぽいことって何なのか?

やはりモノづくりというのが定番です。日本を支えてきた産業です。

手短にできるもの、例えば木工工作やプラモデルなんかもモノづくりに近いものがあります。しかし、こういったものはいつでもできるもので、親が環境を用意するものとしては当たり前過ぎるところもあるでしょう。

文系に関しては手短な方がいいのですが、理系に関しては、今とても手が届かないようなことを経験させたほうが非常にプラスになります。

一つは工場見学。実際に体験できるわけじゃないですが、こんなことが起きてる!なんかすごい!というのが分かります。そういう興味が、どうやって作ってるんだろう?自分にもできるのかな?という関心に結びつきます。

もっと身近な体験ではロボット教室です。

プラモデルのように組み立てるだけではなく、動作観察、プログラム設計など、理系の真髄が詰まっています。

ロボット製作なら将来のAI(人工知能)社会でも仕事が見つかる?

AI(人工知能)によってなくなってしまう色々な職種。その人の仕事を奪う当事者がロボットです。ロボットが人の手に代わり、同じ作業をやってしまうため、非常に多くの仕事が奪われると予想されています。

つまり、そのロボットを作る、考える、設計する、プログラムを作るという仕事はそうそうなくならないということです。

そのロボット制作の授業が、楽しく、しかも結構高めのレベルで体験できる教室が全国に広がっています。

秋葉原に行けばロボット製作キットが売っています。結構値段がしますので、いきなりこれを買い与えるのはリスクがあります。ロボット教室の体験授業なら多少の出品で済みますね。

ロボットかぁ…ウチの子女の子なんだよね~

という親御さんも多いと思います。でも意外と女子がハマるんです。そしてこれをきっかけに、数学もできるようになったという子がいます。

子どもはとにかくきっかけを探しています。今すぐにでもジャンプして成長したいんです。その成長を親に見せたいんです。でも、ジャンプできる場所、ジャンプしてもいい場所が分かりません。それを与える、用意するのが親の役目ではないでしょうか?

ロボット教室というのは子どもが自分から見つけてくる可能性は低いでしょう。そういうのが好きな子なら別ですが、特に女子は期待できません。でも、行ってみる?と一度遊びがてらに行くと、意外や意外、その日からロボットに関心を持つようになることも。

子どもって何がきっかけで伸びるか分かりません。なかなか体験できないロボット制作というのは、それまでにやらせてきた習い事とは違う効果を生み出してくれるかもしれませんよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。