小中学生の勉強は今「できる」ことに価値はない

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小中学生のお子さんをお持ちで、うちの子が勉強できないから…と悩む人は多いようです。

でも、今勉強ができるかどうかに価値はありません。

小中学生のときに成績が良くても、高校以降で大きく挫折するケースが山程あるからです。

本当の勉強の成果は大学以降に発揮される

小中学生のときに成績が悪くても全く問題はありません。

なぜなら、その時期に「頭がいい」と言われていても、高校以降で役に立たないケースも多いのです。

勉強ができる時期があるなら、確実に学生生活後期のほうがいいですよね?大学受験に就職。そして人生の立ち回りにも影響します。

私の同級生でも、すごく成績が良かったのに進学先の高校で勉強についていけずにグレた?という話を聞いたり、志望大学確実と思われていたのに滑り止めさえ受からないという人もいました。

小中学生のときに勉強ができる=将来も安泰ではないのです。

勝つべきときは小中学生時代ではない

日本初のプロ格闘ゲーマーの梅原大吾さんの著書「勝ち続ける意志力」という本があります。

いい内容なのですが、ここに書かれていることは小中学生の勉強ができるかできないかにも通ずるものがあります。

梅原さんは勝負で負けてもあまり悔しいと思ったり、将来が不安になることはないそうです。ただその一つの結果を結果として受け止め、最大に利用する。その勝負にだけ視点を合わせるのか、それとも全体のスパンで見るのか?

一見、勝負事から逃げている、負けて悔しいけど負け惜しみを言っていると捉える人も多いでしょう。

しかし、プロ格闘ゲーマーの場合、ある大会1つだけ優勝してもその後も安泰ということはなく、それなりに大きな大会で好成績を残し続けるほうが重要な世界です。

小中学生の勉強の場合、その後の勉強の基礎にはなるものの、その知識、学力のまま高校、大学と戦えるわけではありません。あっという間に陳腐化する学力です。

それよりも、成績が悪くてもいいから、自分で考えて行動できる、何が問題で何をどうすれば正解に近づけるのか?このプロセスと思考を身につけるほうが重要です。

このプロセスと思考があれば、いざやる気になった時に子どもは放っておいても自分で必要な勉強をして結果を残します。

私は決して頭がいいというわけではありませんが、周りからいいと言われることが多いです。それはなぜかというと、小中学生の頃から、何をどうすればいいのか?という思考を自分で巡らせ、自分なりの実践をしてきたからに尽きると思います。

いざ勝負とも言えるのは大学受験。そしてその先の就職。もしくは起業。つまり、勝つべきときは小中学生時代ではなく、それ以降に延々と続く人生全体だということ。そして「学び続ける意志力」が必要になるのではないでしょうか。

勉強ができない小中学生の親の心構え

勉強ができない子を持つと、当然不安になります。

ただここで強制的に勉強をやらせても、ただやらせれるだけの子になります。

塾や家庭教師で成績が上がったとしましょう。しかし、いやいややらされている勉強で成績が出るのはせいぜい中学まで。それ以降は、自主的に考える意志力がないと壁にぶつかります。

親は小中学生のときのテストの点数にこだわってはいけません。その時の点数は本当に直結しません。

親がしてあげるべきことは、点数が悪くても不安に陥らないようにすることが大事です。親が、またテストの点数が悪い!とガミガミ言うと、子どもも不安になり逆に勉強から遠ざかろうとします。

失敗が効きまくるのが小中学生のときの勉強です。点数が悪くてもいいから、その子の伸びそうなところを褒めてやる気にさせましょう。

ある一教科だけできていたらな、それを伸ばせばいいです。教科は違っても、その一つの教科から得られる思考のプロセスが必ず他にも好影響を与えます。

最悪、学歴が身につかなかったとしましょう。

それでも、ただ詰め込んで成績を得ただけの子より、一点だけでも自分で考えて動けるプロセスと思考が身についた子のほうが、道は違えど幸せな人生を送れるでしょう。

簡単にできないことは百も承知。しかし、親が子どものテストの点数にこだわっても、それはその瞬間の親の満足しか満たせないのです。勉強は何のためにするのか?子どもの将来の選択肢を増やす行動だとすれば、テストの点数で将来が手に入るのでしょうか?

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