漢字の書き取りが苦手な小中学生は漢字分解を教えればO.K.

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漢字の読みはできても書き取りが苦手という小学生、中学生は多いです。

さらにそれを引きずって高校受験に影響が出てしまう子もいます。

そこで親が必死に漢字ドリルをやらせるのですが、これが一向に覚えない…

でも漢字ドリルで漢字の書き取りが得意になる子もいます。その差は何なのか?

漢字ドリルなしでも漢字が覚えられる子の秘密

漢字ドリルの反復学習は効果があるのは確かです。

しかし、それで漢字を覚えられる子は、ただ何回も漢字を書いているだけのようで、無意識にあることを頭にイメージしています。

それが漢字の分解です。

小学3年生の漢字範囲の場合

「にがいくすり(苦い薬)」

これは小学3年生の範囲の漢字です。

これを例にするなら、草冠と古に解体分解できます。

草冠というだけに「草」、そして「古い」。

草だけでも食べたら苦そう。そして古いならなおさら苦そう。

次に「薬」ですが、これも草冠と「楽しい」に分解できます。

楽しい草。

さっきの苦い草が楽しくなる。つまりなんか楽になりそうだな、という感じです。

実際に頭でここまで考える必要はありませんが、漢字を外枠全体で覚えようとするのではなく、感じを内側から見る。分けられるところは分ける。

こうすることで、ぼんやりとした頭に浮かばない漢字のイメージから、内側のパーツがはっきり覚えられるようになり、それが積み重なるとあらゆる漢字の記憶がはかどるようになります。

大人でも漢字ドリルの反復じゃ暗記はきつい

これは大人でも似たことをしています。

ああ、あの漢字なんだったっけ…?

と思い出せそうで思い出せない場合、ほぼ間違いなく漢字のかなりぼやけたイメージが頭に浮かんでいます。

でも、漢字を分解して理解していると、外側のイメージではなく内側の構成パーツから漢字を思い出すことができます。

一番わかり易い例が魚の名前です。

すごく弱い魚だから鰯。

春が旬だから鰆。

あらゆる魚の漢字の構成意味を知っている人は少ないですが、有名ドコロならこういった思考回路で漢字が頭に浮かぶでしょう。

仮にこういった覚え方、漢字パーツ構成を知らなかった場合、いくら漢字ドリルで書き写したところで覚えられそうにないでしょう。

漢字は覚えるから理解へ!ただ繰り返す漢字ドリルはやめよう

だから、子どもに漢字を覚えさせたいなら、ただ書き写す作業を強いてはダメです。

漢字自体を覚えるのではなく、漢字を構成しているパーツを覚えさせる手助けをさせてあげましょう。書き写すのは、頭で理解したパーツを実際に組み上げて理解を固める作業です。

漢字ドリルなら、ただひたすら書くだけのものではなく、その漢字が生まれた背景や、何かヒントになるイラストなどが添えられているものが使いやすいでしょう。

そして、漢字を分解してみて、バラバラにしてみることを子どもに教えてみてください。

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