なんで勉強しなくちゃいけないの?の子どもに対する正しい親の回答

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

勉強が嫌い、苦手な子ほど

「なんで勉強しなくちゃいけないの?」

「数学なんて将来使わないじゃん。意味ないよ」

などなど、なぜ勉強する必要性があるのか?これを不満に思っている子が多いですよね。

このとき、親はありがちな回答をしてしまいがち。でもそれは全く子どもに伝わっておらず、むしろやる気をなくさせるかもしれません。

親の思いは子どもに伝わらない

親が子どもに勉強させるのは、子どもが将来困らないようにするためです。

だから、

「将来のあなたのためよ」

と回答することが多いでしょう。

間違ってはいないのですが、小中学生に将来のことを言ってもピンと来ません。彼らにとって今が一番なのですから。

「将来困る=親が困る」になっていませんか?

なぜ子どもに伝わらないのか?

特に子どもに勉強させたいと願う親は、自分が子どもの時にもっと勉強しておけば、もしくは勉強できる環境になかったからそう思うのでしょう。

しかし、その思いは子どもからすると、親自身のための発言に聞こえます。いくら将来のためと言われても子どもは何にもピンと来ません。そんな先のこと想像すらできません。働き盛りの大人が老後について真剣に考えられないくらいなのですから、子どもにとってそんな将来の事なんて実感することなんて不可能です。

そんなわけのわからないことを繰り返し言われると、子どもは勉強なんて親がしてほしいとうるさいだけ、勉強すれば親が喜ぶ、親のためにやるようなもの…と殻に閉じこもってしまいます。

子どもに勉強する意味を実感させたいなら、親が困るという様子を見せてはいけません。主体は子ども自身です。親が主体になってはいけません。

勉強しないと子どもが将来困る場面を教えよう

子どもでも具体的にどう困るのか?を教えてあげれば納得します。

漠然と将来のため、いい大学に行くため、いい会社に就職するためでは、小中学生に大きなメリットを感じさせることは不可能です。

~勉強しておかないと、将来興味を持った分野、仕事を選べない可能性が高い~

というのが子どもにとって、勉強をしておくといいことあるよ、という最大のメリットです。

勉強をしておくと良かったと思う事例

小中学生のときに思っている、興味を持っていることがそのまま将来に繋がる確率は低いです。将来になって違うことに関心を持つことのほうが多いでしょう。

極端な話、大人になった時に宇宙飛行士にでもなりたいと真剣に思ったとします。

しかし宇宙飛行士は理系の大学学部出身がほぼ条件みたいなものです。だから数学は必須。

いざ宇宙飛行士にあこがれて憧れてその道に行きたいと思った時に、今まで算数、数学を避けてきた人は相当困難。道が半分閉ざされます。

好成績とまでいかなくても、ある程度自分なりに勉強していた子なら、本当に行きたい進路なら死に物狂いで勉強してなんとかなります。こんなとき、子どもの時に勉強していてよかった、もっとしておけばよかったと感じるのです。

勉強は将来の切符、カードをたくさん持てる手段

子どもはみんなゲームが好きでしょう。色々なカードを集めて戦うゲームが人気ですね。

なぜカードを集めるのか?

そのとき、そのカードをどう使うか具体的に決め手はいないでしょう。でもその先の対戦で役に立つのかもしれません。自然と将来のために、今必要かどうか分からないものを集めているのです。

勉強も同じです。

今、ある程度でも勉強しておくことで、この先にやりたいと思ったことができる可能性が上がる。でも勉強しないと、しないほどできること、選べるものが少なくなります。

例えば全く勉強しなくて遊んでいた子が、言ってはなんですが肉体労働に就く確率は高いでしょう。本当に肉体労働をやりたかったのかどうか?というと疑問が残ります。本当は他にやりたい仕事があった人もいると思います。肉体労働をする人がいないと経済が成り立たないので立派な仕事ですが、不本意にやるよりはやりたくてやるべき仕事ですよね。そういった意味で、勉強しておくことで将来の選択肢が増えるのです。

このあたり、その子の興味や正確などを踏まえて、その子の親なりにイメージさせてみればどうでしょうか?

むしろ、今しかないんです。勉強できるのは。

本当にやりたいと思ったことができないかもしれない。これはかなりのダメージ。子どもでも、将来のためとだけ言われるより理解しやすいはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。